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☆☆ 立ち読みしてから買うかどうか判断 ☆☆
タイトル :反戦略的ビジネスのすすめ
著者 :平川 克美
出版社 :洋泉社
本体価格 :1,600円
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ビジネスとは、
明確な目的がまずあって、それに向かっていく戦略があるから、成り立つのでしょうか。
それだけではないのではないでしょうか。
いろいろな要因があると思います。
たとえば、この本のあとがき216ページでは、マラソンの野口みずき選手が、
アテネオリンピックで優勝した話が例に出されています。
最後のスパートは、野口選手の「戦略」であったというのは、事後的に確認された
だけではないかと。
それだけではないだろう。
今日ピックアップしたのは、とあるコンサルティング会社の社長さんが話したという
「生産性の向上に、社内哲学は関係なく、
どれだけ任務を明確に、単純明快な目的をはっきり社員に伝えたかだ」
という意見に反論した筆者の意見。
--< 49ページ >--------------------------------------------------------
社長の仕事のうち、もっとも重要なものは会社のメンバーがその力を最大限発揮
できるようにすることです。
これがひいては会社の存続と収益につながってくるわけです。
企業は結局のところ、「人材」だという話は飽きるほど聞かされている「真実」
ですが、それがなぜこれほど語られてきたかということは、
どれほど人材が蔑ろ(ないがしろ)にされてきたかを逆に物語っています。
くだんの社長さんは、単純で明快な目標を与えれば、
人材は馬車馬のように磨り減るまで使えるはずだと思い込んでいるわけです。
ところが、必ずしも目標に向かって最短距離を走ることが
最大の効果を引き出すわけではないことを、その後のこの会社の帰趨が
物語っています。
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そして、良い人材だったとしても環境にもよる。
でも、先週書きました中井社長のお話でもありましたが、自分が「ウンコ」だったら、
ハエがたかりますから、自分を美しい「花」として磨いていかなければ、
自分にとって良い環境というのは生まれてこないのだとも思います。
必ずしもトップのせい、組織のせいだけではない。
自分はどうなのか。と考えることが大切なのだと思います。